きつねうどんとは?
だしたっぷりのかけうどんに甘辛い揚げをのせた、
うどんメニューの代表格。
明治中頃に大阪で誕生しました。
節分、立春と、光は春らしくなるものの、まだまだ寒さが厳しい季節。この季節、からだにしみる温かいおだしのおうどんを「春うどん」として、暖かい春を待ちながら楽しみたいと思います。
心に美味しく、からだに優しい「春うどん」は、幼児から大人まで、だれもが大好き。お店やご家庭で、江戸時代から続く、春うどんを愛する食文化を再発見していきましょう。
江戸時代、商人の町として栄えた大阪は、「天下の台所」と呼ばれ、
日本随一の食の都として発展しました。
大阪のおうどんには、400年以上の歴史があります。
大阪城築城の時に大阪市西区新町あたりに
『砂場』と呼ばれた資材置き場がありました。
そこにうどん・そばの店が並び、『砂場』はうどん・そばを味わう人で賑わい、
のちに、うどん屋そば屋の代名詞となりました。
伝統的な大阪のうどんは、つるっとした喉ごしと
もっちりとした食感が特徴です。
